みなさんこんにちは!
ブログの更新をここ数週間サボっていましたが、実はなんと僕の愛機「Mac Book Pro (2017)」にコーヒーをこぼしてしまい全く使い物にならなくなってしまったので、Apple Care Supportへ修理に出していました。
この記事にたどり着いたみなさんはMacに水やコーヒーをかけてしまい使えなくなった方や水没から奇跡的に生還した方のブログを参考に対処したけど復活しなかった方が多いのでは無いでしょうか?
やっと手元に戻ってきたので、僕の体験を元に、修理に出すしかなくなってしまった方の中でも、「Apple公式の修理」を検討している方へ向けて以下の項目をご紹介します。
- Mac Book Pro(2017)の修理期間
- Mac Book Pro(2017)の修理費用
- Mac Book Pro(2017)の破損状態
- Apple Care Supportに出すまで
- Apple Care Supportの修理手順
- 非正規業社の修理金額
- オススメの保証サービス
この記事で紹介するのはあくまで「僕のMac Book Pro」の修理金額であり、状態やモデルにより修理金額や修理期間は変わってくるので、ご注意ください。
それでは早速ご紹介していきましょう!
- 2020年6月20日 追記 : オススメの保証サービス
- 2020年6月27日 追記 : 非正規事業者への大まかな相談スケジュール
Contents
水没させたMac Book Proの修理期間と修理費用
みなさんが一番知りたいであろう「修理期間」と「修理費用」をはじめにご紹介します。
モデルやOSによって修理金額は変動するのでまずは僕が使っているMac Book Proのスペックをご紹介します。
修理したMac Book Proのスペック
先にご紹介した通り、僕はMac Book Proの2017年、Touch Barなしのモデルを使用しています。以下が僕のMacのスペックです。
mac OS | Mojave 10.14.6 |
---|---|
モデル | MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports) |
プロセッサ | 2.3GHz Intel Core i5 |
メモリ | 8GB |
起動ディスク | Macintosh HD |
グラフィック | Intel Iris Plus Graphics 640 1536 MB |
大きなカスタマイズなどはしていないので、カスタマイズなしで購入している人は同じくらいのスペックなのではないでしょうか?
Mac Book Pro (2017)の修理期間と費用はどのくらい!?
僕のMac Book Proの修理期間と修理費用は次の通りです。
修理費用 | 83,600円 (税込) |
---|---|
修理期間 | 5日間 |
僕は会社の業務でもこのMac Book Proを使っているので修理期間は短い方がよかったのでとても助かりました!
このように説明を受けていたのにも関わらず、送付び含め5日で手元に届くなんて、さすがAppleさん。
しかし、80,000円超の修理金額はかなりの痛手でした…。
ちなみにAppleから一番初めにもらった見積もりでは「58,300円」でした…。
この修理費用については後ほど詳しくご紹介します。
水没した僕のMac Book Proに何が起こったのか?状態と修理依頼までの流れ
先に書いた通り「Macの水没修理」と一言で言っても状態などにより金額が変動します。
今回の修理では80,000円の費用が発生してしまいましたが、「どのような状態のもの修理する場合80,000円の修理費がかかるのか」をまとめて見ようと思います。
水没させた時のMac Book Proの状態
それは2020年、3月25日、クライアントとの打ち合わせを控えた朝でした。
打ち合わせの準備をしようと近場のカフェで座席を確保し、コーヒーを購入し、座席ついた時、なんと不注意でコーヒーをキーボードいっぱいにぶちまけてしまったのです。
コーヒーをぶちまけてしまったMac Book Proはなんとか動いているという状態で、次のような症状が見受けられました。
- OSの起動が遅い
- ファンが以上に回転してうるさい
- キーボード、トラックパッドの反応が以上に遅い
- 画面に液体が入り込んでおり、染みができている
上記のような症状が見受けられた一方で、ネットやBluetooth接続、スピーカーなどは問題なく作動していたので、「数日すれば回復するだろう」とたかをくくり、修理専門店への持ち込みを後回しにしていました。
これが80,000円もの代償を払うことになるとも知らずに…。
修理専門店への持ち込みを後回しにした結果
25日以降、ネットで調べた情報を元に自然乾燥させたり、ドライヤーの冷風を当てたり、乾燥剤とMacを一緒に袋に入れたり…。
様々な手段を試みましたが、3月30日、結果として僕のMac Book Proは使い物にならなくなってしまいました。
そのため、ネットで検索した際に上位表示されるMac修理専門店3店舗に相談をしました。
時間が経っているのかサビのようなものも見られました。
いずれの店舗でも「70,000円 ~ 120,000円ほどの費用が発生する」という診断を受け絶望に拍車がかかります。
また、サビなどの腐食が不具合の原因の一つということも発覚し、無駄な努力をしていたということでさらに絶望は加速します。
今回の修理で痛感しましたが、以下の条件に当てはまる方はネットで調べた情報を実践するより早く修理に出した方がいいと思います。
- 水以外の液体をMacにこぼしてしまった
- Macの面積1/3以上の部分に液体をこぼしてしまった
- 液体をこぼした後にコンセントに接続したり、何度か電源をつけたり消したりした方
ネットでの情報で「数日間自然乾燥させる」というものがありますが、それを行うことで腐食を促進させ、修理金額を高額にしてしまう恐れがあるため、上記に当てはまる方は今すぐに正規・非正規問わず状況の確認の意味も込めて修理へ出した方が懸命です…!
電話で修理依頼を予約した翌日に診断してもらえたのでスピード感もバッチリです!

最後の頼み!Appleカスタマーサポートに相談
Appleの修理は高いという先入観を持っていたので、他の非正規店を優先的に聞いていましたが、提示された金額を聞いて「この金額を出すなら正規部品で修理してほしい」という思いが芽生え、Appleに見積もり依頼をしたところなんと50,000円代!
内容により金額が変動する旨は承知しつつも、淡い希望を持って修理を依頼しました。
これからAppleとのやりとりについて詳しくご紹介していきたいと思います。
Apple Care Supportとのやりとりと水没させたMacの修理費用について
今回の修理でAppleとどのようなやりとりがあったか、どのようなスケジュールで修理が進んで行ったのかをご紹介します。
これからAppel Care Supportへ修理を出そうと考えている方はぜひ参考にしてください。
Apple Care Supportの想定修理費用
Apple Care Supportの修理費用はランクごとの階段形式になっているようです。
そのため、症状を積み上げることで金額が上昇していくイメージを持っていただければ分かりやすいかもしれません。
今回の修理依頼の中で見えたざっくりしたイメージなので修理費用の参考にしていただけると幸いです。
Rank1やRank2はApple Careに加入中の方の金額感になるため、サポート期間が終了している方は必然的にRank3以上の金額になります。
Rank3の見積もりは以下の症状を伝えた際に見積もりとして貰った金額です。
そのため、下記の症状から大きなズレがなければ50,000円代の修理金額で済む可能性が高くなります。
- OSの起動が遅い
- ファンが以上に回転してうるさい
- キーボード、トラックパッドの反応が以上に遅い
この金額がベースとなりますが、内容次第では上記金額を下回る場合もあるようです。
また、Rank5の存在は定かではありませんが、Appleのサポーターの方との会話の中で「症状によっては100,000円を超える場合もある」ということを言われたので、80,000円代以上の修理金額のRankもあると想定し、記載しています。
Rank4の修理内容
詳細については分かりかねますが、今回修理して貰ったRank4では以下の7項目が修理、および部品交換の対象になっていました。
部品名 (詳細控) | 症状 |
---|---|
ロジックボード | センサー未反応 |
ディスプレイ | 液体による損傷 |
トップケースとバッテリー | 液体による損傷 |
ヒートシンク | 液体による損傷 |
スピーカー | 液体による損傷 |
アンテナモジュール | 液体による損傷 |
各種ケーブル | 液体による損傷 |
上記は修理報告書の内容を簡略化したものですが、50,000円の見積もりのなかにロジックボードの交換が含まれていたことと上記の交換部品や修理箇所を見て比較すると、液晶に液体が侵入してしまうとディスプレイとトップケース、バッテリーに大きな影響が出るため修理費用、および修理Rankが上がったものと思われます。
修理金額は症状や状態、症状の進行により異なるので、修理を検討されている方は早めの相談をオススメします。
Apple Care Supportの修理の流れ

今回は上記のような流れで修理を行なっていただきました。
発想から手元に戻ってくるまで5日間、土日を挟んだこともあり、仕事への支障はかなり少なくてすみました。
法人の方でどうしても見積書が必要な方は、一番初めのApple Supportへの連絡の際に見積書がを貰った上で修理の有無を決めたい旨を伝えれば少し手順は増えてしまいますが、見積書をもらうことも可能です!
基本的な流れは、電話、ないしは店頭での修理依頼→概算見積もり→修理→見積もりに変更があれば変更連絡、なければそのまま修理→修理完了後送付となります。
見積もりが変更になる場合は必ずメールにて連絡が行くので、不当に高額な金額を請求されずに済むところもさすがです!
Apple Care Support およびそれに準ずる受けられる場所

Apple Care Supportは以下の場所で受けることができます。
- Apple Store
- Apple カスタマーサポート
- Apple 正規サービスプロバイダー
地域によってはApple Storeや正規サービスプロバイダーが近くにないというかたもいらっしゃるといると思うので、僕はカスタマーサポート経由での依頼が、自宅から移動せず、待ち時間も少ないためオススメします!
修理内容が軽微な場合は各Apple Stpreや正規サービスプロバイダーで即日修理で対応可能な場合もあるそうなので、「早く修理してもらいたい!」という方は、修理センターでの修理になる可能性もありますが、一度持ち込んで見るのもいいかもしれません。
Apple Care Supportを受ける時にオススメの保証サービス
これまでご紹介しましたが、Apple Careに加入していない場合の修理費用ってとても高いですよね。84,000円かかると分かっていても、やっぱりこの出費は痛い….。
そこで役に立つのがApple Care以外の保険サービスです。
修理費用は自分で支払う形になりますが、領収書とリペアレポートを提出することで発生した修理費用を月額700円で最大10万円まで返金という形で保証してもらえるサービスで、申請が不備なく受領されれば最短5営業日で返金を受けることが可能です。
3台までサービスに登録することができ、主端末と副端末を設定できます。
主端末は10万円まで、副端末は2台の合計で3万円まで保証を受けることができ、保証範囲は以下の通りです。
- 故障
- 外装破損
- 破損
- 水濡れ
- 盗難
Apple Care for Macが3年間1台保証で25,800円であることに対し、モバイル保証の場合は24,500円で3台まで保証を受けることが可能です。
3年スパンで見ると1,000円ほどしか変わりませんが、保証端末の数が広がる分かなりお得なサービスだと思います。
まとめ
今回はAppleの正規修理サービス、Apple Care Supportを使った場合の費用感やスケジュールについてご紹介しました。
水没などは起きるときは起こってしまうもの、その可能性はキーボードカバーや保証サービスで防げるので、この機会に購入してみるのもいいかもしれません。
また、修理金額によっては中古で新しいMacを購入した方がいい場合もあるので、AmazonやAppleの認定整備済み製品で探してみるのもいいかもしれません!
僕は今回初めてAppleの正規サービスを活用しましたが、該当していなかった損傷箇所の修理もされており、新品同様の形で戻ってきたため、大満足です!
みなさんもMac Bookの修理の際は、スピードも早く、新品同然で戻ってくるApple Care Supportを活用して見てください!